後にわかったことですが、この最初の生徒さんだった、女の人は、なんと地元の大学の工学部の先生の奥さんだったのです。

そんな関係で、さまざまな実験の経過やデータを克明に記録と整理をしてくれたのです。

最初はたった一色の釉薬と焼成の再現からはじまり、全ての釉薬の常識を全て一度忘れて、新たな焼成条件でサンプル作りを始めました、その後は2色の混合、3色の混合、釉薬同士の混合、七宝焼以外の釉薬との混合・・・など、これは工芸教室ではなく、まさに科学の実験室のようになってしまったのです。